投資の思考

投資をはじめよう!資産運用でこれだけ差がつく・・・

毎年、夏が暑くなってきているように感じるShunです・・・。
何だか年々気温が上昇しているように感じませんか(笑)?

さて、今回は資産運用の効果についてお伝えしますね!

最近はNISAなど投資を優遇する制度もつくられて、投資をはじめる方が増えてきています。では、投資をはじめることでいったいどれだけ資産が増えるのでしょうか?

30年間で2000万円の差がつく資産運用の力

毎月3万円を積み立てて、年間36万円のお金を30年間貯めたとします。この30年間で積み立てたお金を銀行貯金で積み立てた場合と、投資として運用した場合ではどのくらい資産に差がつくでしょうか?

積み立て簡単シュミレーターを使って計算してみました!銀行貯金の金利は0.02%(2017年現在、銀行の中ではトップクラスの金利)で運用します。投資に関しては、株式投資と仮定して、日本株の過去の平均的なリターンである年利6%で運用していくと仮定します。

すると30年後には以下のような差となります。

銀行貯金:10,832,374円

株式投資:30,135,451円

銀行貯金と株式投資の差額は、30,135,451円ー10,832,374円=19,303,077円となります。銀行貯金か株式投資かで約2,000万円の差が付くのです。

もっともこの差は、投資のリスクを考慮に入れていない仮想的な数字です。現実の投資にはリスクがつきものですので、このような差がつくとは限りません。

ここでリスクについて簡単に説明したいと思います。リスクとはお金を失うというイメージを持つ人が多いのですが、実際にはリターンの振れ幅のことを言います。詳しくは、『知っておきたい投資の基礎知識!資産を増やすために』を参考にどうぞ!

投資を行う場合は、予定していたリターンよりも増えるかもしれないし、減るかもしれない可能性のことをリスクと呼びます。つまり、もっと儲かるかもしれないし、大きく損をするかもしれないという意味です。

日本の株式市場における過去の値動きのデータから、1年間に想定される上下の変動はプラスマイナス25%程度です。この数字と先ほどの期待リターン6%を使ってコンピューター上で何千回も試行を繰り返して、資産の分布をみるシュミレーションをしてみます。

するとどのような結果となったでしょうか?株式投資で年利6%で運用すると以下の結果が得られました。

約33% ⇒ 3,000万円以上
約64% ⇒ 1,000~3,000万円以上
約33% ⇒ 1,000万円以下

さて、この結果をどう考えるかです。簡単にいうと、約3分の1の人が損をして、約3分の1の人がまあまあ儲かり、約3分の1の人は大幅に儲かるという結果になるのです。

これは銀行貯金と比べると決して悪くない数字でしょう。

資産運用力で差がついた日本とアメリカの家計金融資産

実際に資産運用力の違いによって家計金融資産に差がついています。日本とアメリカの家計金融資産の推移を1995年から20年間調べた結果、日本が1.54倍にとどまっているのに対して、アメリカが3.32倍に増えていたいのです。

これだけを聞くと、日本は長期のデフレで苦しんでいるにも関わらず、アメリカは景気が良いと思われるかもしれません。

しかし実際には日本国民が資産の50%を現預金で持っているのに対して、アメリカ国民は資産の50%を株・投資信託で持っていたのです。しかもアメリカ国民は家計所得のうち約25%が資産運用による財産所得です。

資産運用によって家計の金融資産がこれだけ変わってくるのです。もちろん、資産運用は短期的に見た場合、損をする可能性もあります。しかし、長期的に見ると資産の増え方に大きな差がついてくるのです。

投資をはじめる時期は早ければ早いほど良い?

では投資をはじめる時期はいつが良いのでしょうか?

答えは、人それぞれです。ひどい答えですね・・・(笑)。というのも、その人の投資スタイルに合ったやり方ではじめる必要があるからです。

例えば、株式投資で説明すると、短期投資と長期投資では取り組み方が異なります。短期投資であれば、現在の値動きがプラスに働くかマイナスに働くかを中心にみればよいため、株価が上がると思ったタイミングで投資すればよいです。

逆に長期投資の場合は、参入のタイミングが非常に大切です。その銘柄の株価がなるべく底値の段階ではじめることが損失を防ぐ結果につながるからです。ですから、長期投資を考えている方は、世界的に株価の大暴落が起こった直後がチャンスです。これ以上下がらないという底値で購入することで、後は上がり続けるのを待つだけなのです。

また、投資信託の場合も基本的には現在の株価が底値の時に購入した方が安心です。投資信託の場合は、分散投資を行っているため、株よりリスクが少ないかもしれませんが、タイミングが悪ければ損をする場合もあるのです。

投資はお金持ちへの必修科目

自分の資産を運用することが出来れば、資産を動かすことによってお金が入ってきます。逆に資産をほったらかしにしておくと、生活するために必要な分の資産はどんどん目減りするばかりです。つまり、投資をはじめることで資産を運用する力は、お金持ちへの必修科目なのです。

お金持ちたちは例外なく投資を行っていますが、それは資産運用の効果を知っているからなのですね。

もちろん資産運用を行う際は、それぞれのやり方があると思います。株式投資や不動産投資、FXやソーシャルレンティングなど様々な方法があります。全部の投資を自分一人で行うには無理がありますので、様々な投資法の中から、自分に合った投資法を見つけることからはじめるとよいと思いますよ。

そして自分に合った投資法を見つける時は、投資をはじめるそもそもの理由を明確にすることが大切です。投資はハマると底のないギャンブルのような中毒性があります。自分のスタンスを明確にして挑むことで豊かな投資ライフを送ることが出来ますよ!

投資の目的を明確に
投資をはじめる前に!投資の目的を明確にしよう資産運用の目的が明確でないと投資で失敗をする確率がとても高くなります。欲張り過ぎて大損したり、損失を受け入れられず大勝負して大損すること...

それでは、投資生活を楽しんでね!Enjoy Yourself!