仮想通貨投資とは?儲かるのか儲からないのか?

2017年は仮想通貨元年と言われ、仮想通貨の代表であるビットコインがメディアで大きく取り上げられましたね。ビットコインが最初に法定通貨と交換されたのは2009年10月05日です。そのときのレートは日本円で1BTC約0.07円。

これは、ビットコインのマイニングに必要な電気料金から計算して提示された価格だそうです。それが2017年10月現在、なんと1BTCが約700,000円で取引されています。

ビットコインが世に生み出されてから8年で1000万倍の値上がりを記録しているのです。2009年に0.07円で100円分購入した人は、2017年10月には1億円を手にしていることになるのです。夢がありますね(笑)

ではなぜ仮想通貨ってそもそもいったい何なのでしょうか?なぜこんなに値上がりしているのでしょうか?

仮想通貨ってそもそも何?

仮想通貨とは、その名の通り一般的な通貨と違って目に見える形では存在しない「仮想」の「通貨」です(笑)。つまり、紙幣やコインのように実物としては存在しません。

ではどこにあるのかというと、電子データとしてネット上の複数コンピュータに存在しています。複数コンピュータでデータを記録・共有・相互監視したり、不正防止のために暗号技術を使うことで、データを改ざんできない仕組みになっています。

実際に、仮想通貨の代表であるビットコインは誕生してから現在まで不正な取引が一度も行われたことがありません。

この技術によって仮想通貨は「デジタル通貨」「暗号通貨」とよばれることもありますが、技術的な理解は本当に大変です(笑)。大切なことは、とにかくデータが改ざんできない仕組みであるということです。実は管理人は深い技術的な仕組みを知りません(笑)。

ビット金について簡単に知りたいって言う人は池上彰さんの解説をご覧ください!技術的なことは解説されていませんが、内容は超わかりやすいです。(16分8秒)

ビットコインは新しい技術であるため、理解することが難しく、犬猿されがちです。特に年配の世代は仮想通貨という名前自体、もはや怪しいと感じるのではないでしょうか(笑)。逆に30代以下の若い世代はインターネットにも慣れ親しんでおり、仮想通貨に対するイメージも悪く内容です。

仮想通貨は現在(2017年10月)、日本やアメリカをはじめ、決済できる店舗がどんどん増えており、不動産の購入まで行うことができます。

仮想通貨が値上がりする理由は?

ではこの仮想通貨はなぜここまで値上がりしたのでしょうか?その理由は5つあります。

  • 安全資産である
  • 希少性が高い
  • 決済手段として利用できる
  • 取引所で価値が認められている
  • 欲しいという人が増えた

安全資産である

仮想通貨は暗号技術を使っており、データが改ざんされたことは今まで1度もありません。よく、仮想通貨が危険だと言われますが、それは仮想通貨の取引所がハッカーから攻撃を受けて、通貨を奪われる事件が起こったからです。詳しくは先ほど紹介した動画にも説明があったと思います。

しかし、これは仮想通貨が書き換えられるというわけではなく、取引所が預かっていた通貨を奪われてしまったにすぎません。通貨自体のデータが改ざんされたわけではないのです。

そもそも仮想通貨は仕組みとしてデータの改ざんが行えないようにはなっていますが、改ざんをするメリットもありません(笑)。もし、仮想通貨のデータが改ざんされてしまうと、その通貨の価値自体がなくなってしまい、改ざんしたハッカーにとっても手に入れた通貨が無価値のものとなってしまうからです(笑)。

さらにビットコインは資金の流れを中央で集中的に管理するところがなく、代わりにビットコインのネットワークを維持する参加者らによって、その取引台帳をみんなで管理する仕組みとなっています。

つまり、中央集権的にビットコインを管理する人がいません。みんなで管理する代わりに、誰も管理することができないという特徴があるのです。

そのため、ビットコインは政治が不安定なところで人気があります。たとえば、ギリシャやジンバブエ、ベネズエラなどではビットコインが自国の通貨よりも信頼されています。なぜなら、自国の通貨がハンパ―インフレによってほどんど価値を失ってしまったからです。

お金というのは、結局はみんなが価値を認めて信頼するから使うことができます。その信頼が国によって保障されているから信頼されているのですが、財政が破綻してしまったような国では自国の通貨よりも安全性の高い仮想通貨の方が信頼されているのです。

希少性が高い

ビットコインは発行枚数が2100万枚と決まっています。上限が決まっているため、金のように希少性が高いのです。

逆に国が発行する紙幣である日本円には発行枚数が決まっていません。そのため、日本銀行は現在でも紙幣を大量に発行し続けています。その結果、円の価値は下がり、インフレが加速しているのです。

このように、国が発行する通貨は中央銀行によって管理されているため、紙幣をじゃんじゃん増やすことが可能です。管理人は個人的に日本が1,000兆円の借金を返すためには、もはや紙幣をじゃんじゃん刷ってハイパーインフレを起こすしかないと思っています・・・。

日本が財政破綻を起こしてジンバブエのようにハイパーインフレとなる可能性は否定できません。日本の有識者の中でもいつか財政破綻を起こすだろうと考えている人は多くいます。詳しくは、日本の財政破綻は起こるのか起こらないのかを参考にどうぞ。そのように自国の通貨の信頼性に不安を抱く人もいるため、資産の一部が仮想通貨に流れているという事実もあります。

アップルの共同創業者の一人スティーブ・ウォズニアック氏も2017年10月22日、カンファレンス・イベント「Money20/20」に出席し、「ビットコインはドルや金より安定している」との見解を示しています。

ウォズニアック氏は、ビットコインが優れている点として、供給量が21千万コインに制限されていることを挙げており、供給量の絶対数が決まっていることは通貨の価値の安定に繋がると話したのです。

一方、政府が発行する通貨にはその信頼性がなく、ドルは経済的、政治的な理由から大量に刷られ供給量に制限がないため、「本物の通貨ではない」と表現したのです。

ビットコンの利用が広がっている

ビットコインは2017現在、世界の様々な場所で利用されています。ネットショップやリアル店舗をはじめ、ATMの設置も進み、不動産の購入まで行えます。

なぜこのように広がっているかというと、決済にかかる手数料がごく少ないからです。

たとえば、日本からアメリカお金を送る場合、日本円をドルに変えて送金するだけでも3,000円近くの手数料がかかります。また、クレジットカード決済でも店舗側はカード会社に3%の手数料を支払わなければなりません。

ビットコインならそのような手数料はいりません。そのため、特に海外へ資金を送金する際にビットコインが使われることもあります。

取引所で価値が認められている

日本円やドルをはじめ、様々な通貨が取引所で仮想通貨と交換できます。仮想通貨の価値が認められ、取引所で交換することが出来るのです。

もし取引所がなければ、仮想通貨を円やドルに換えることもできないので、通貨の価値は一気になくなってしまうでしょう。

最近ではGMOインターネットグループやSBIグループなど大手企業も仮想通貨取引所を開設しています。

欲しいという人が増えた

このように様々な理由からビットコインを欲しいという人は徐々に増えてきています。2017年は大型のファンドや投資家もビットコインの値上がりを期待して投資を行うことを検討していると言われています。

ビットコインは現在、日本や韓国で人気が出ており、今後は海外でも人気が高まると言われています。

仮想通貨が不安視されている理由

現在人気の仮想通貨ですが、もちろんデメリットもあります。仮想通貨投資を行う上でデメリットとなるのは、以下の3つです。

  • 価格が乱高下する
  • 秘密キーの管理が必要
  • 詐欺通貨がある

価格が乱高下する

仮想通貨の価格はジェットコースターよりひどいです。1日で3%の値動きは当たり前のように起こります。

たとえば2017年9月1日にビットコインは日本円で535,191円となっています。その2週間後には37%も下落して341,163円になりました。そこからさらに1か月後の10月14日には、635,078円にまで高騰し、86%も高騰しました。

長い期間でみると価格は上昇しているビットコインですが、短いスパンでは驚くほど価格が乱高下します。

秘密キーの管理が必要

ビットコインを送金するためには秘密キーが必要となります。この秘密キーを紛失してしまった場合も同様にビットコインは取り出せなくなります。また、この秘密キーをもし誰かに知られてしまうとビットコインを全て失ってしまいます。

ビットコインの歴史的な紛失についてはこのような事例があります。

ビットコインの名がさほど知られていない2009年、イギリスのジェームズ・ハウェルズさんは、DELLのノートPCで1週間ビットコインをマイニングしました。2009年当時はほぼ価値はなかったものの、7500BTCものビットコインのマイニングに成功しました。

しかし、彼のガールフレンドは、PCの大きな騒音や高音の排気熱に対して不満を漏らしていたため、ハウェルズさんはマイニングを1週間でやめることに。その後も彼はPCを使用し続けましたが、忙しい生活の中で、7500BTCを保存していることをすっかり忘れてしまいました。

そして、2013年6月~8月の間に家の掃除を行った際に7500BTCと秘密キーを保存したハードディスクを廃棄してしまったのです。11月になってから、ふとビットコインのことを思い出したハウェルズさんは、約7.6億円分のビットコインを失うという大きな過ちを犯したことに気づきました。

ハウェルズさんは、「バックアップ」を期待して、家中のUSBメモリをくまなく検索しましたが、何も見つけることはできませんでした。彼は廃棄物埋立て場へ行き、職員に事情を説明。しかし、結局見つけることは出来ませんでした。

2017年10月現在の7500ビットコインは、日本円で52.5億円に相当します・・・。

このようにビットコインはデータをしっかりと管理する必要があります。

詐欺やハッキングが横行している

ビットコインの価値が高騰するにつれて、様々な詐欺が横行するようになりました。価値のないアルトコインを『今後絶対に値上がりするから』と購入させたり、無価値な仮想通貨をすごいと見せかけて売ったりする詐欺が流行ったのです。

また、パソコンがハッキングされてビットコインが奪われたり、取引所に預けていたビットコインが失われたりしました。

このように仮想通貨に関しては、詐欺やハッキングのリスクがあるのです。

仮想通貨の将来性は?

実はすでにみずほフィナンシャルグループやゆうちょ銀行、数十の地銀が手を組んで、インターネットやお店などでの支払いに使える新しい仮想通貨「Jコイン」の創設へ向けて動き出しています。

これがすべてを物語っているような気もします(笑)。実際に銀行関係者はとても焦っているのではないでしょうか?経済学者の野口悠紀雄氏は、ビットコインが銀行の送金業務を奪うと指摘しています。送金手数料が格段に高い銀行を利用する人は減っていくと話しているのです。

特に仮想通貨のブロックチェーン技術は、インターネットに次ぐ技術革新となると言われています。すでにブロックチェーン技術は、支払いをはじめ不動産取引、食品管理、農業支援、ポイントサービス、データ証明など様々な分野に応用され始めています。

ロシアやエストニアはすでに法定通貨として仮想通貨を使用できるか検討しているのです。

ただし、仮想通貨は2017年10月現在、まだまだ黎明期です。今後ますます値上がりが期待されていますが、どのように変わるかわかりません。

今は仮想通貨市場8兆円で株式市場7624兆円ですが、すでに株式市場から仮想通貨市場への資金の流入が始まっているようです。また、仮想通貨市場は金市場と同じ動きをしています。つまり、株式市場が低迷すると仮想通貨市場に資金が流れるのです。

そのため、今後世界的な不況や株式市場の低迷が見られると、仮想通貨市場に資金が流れてくる可能性もあります。

ソフトバンクが買収合意した米フォートレス・インベストメント・グループで、かつてファンドの運用を担当したマイケル・ノボグラーツ氏は、仮想通貨の時価総額について、今後5年で約560兆円を上回る可能性があると指摘しています。(Bloombreg

仮想通貨市場は今後、10倍以上の資金が流入してくる可能性があり、その時どの通貨が伸びていくのか、今のうちに判断しておくと良いかもしれませんね。

仮想通貨投資の注意点

ただし、私は仮想通貨投資をおすすめしているわけではありません(笑)。個人的には今後、将来性のある投資だと考えていますが、最近(2017年10月時点)はそれぞれの仮想通貨のビジョンさえも理解しないまま投資(投機)を行っている人が多くなっていると感じます。

そのような投機は、仮想通貨価格の乱高下につながり、長い目で見て仮想通貨の開発に影響を与えると思っています。また、投機家本人にとってもリスクの高い投機になる可能があるのではないかと思っています。

そのようなスリルある投機が好きな人は、それでも良いと思いますが、仮想通貨投資をはじめる場合はそもそもの理由を明確にしたり、その通貨のビジョンや簡単な記述は知っておくのがおすすめですよ!以下の記事も参考にどうぞ!

初心者投資家が投資で失敗しないためには、投資をはじめる理由を少し掘り下げる必要があります。投資をはじめる前にそもそもなぜ投資をはじめたのかを整理してみましょう。