日本の未来を考えた時に20代の若者は絶望的な気持ちになります。『増えない所得』、『年々増える税金』、『少子高齢化』、『信頼できない政治家』、『未来を感じない会社』、『増え続ける日本の借金』など理由を数えればキリがありません。
夢も希望もない今の時代に突如現れた希望が仮想通貨投資とも言えます。ここでは仮想通貨投資に若者が惹かれる理由を実際に投資している私が考えてみました。
日本の20代若者が抱えるまったりとした絶望感

よくおじさんたちと会話をしていると「今の若者は飲みにも行かないし、旅行も行かないらしい。結婚する気までないし、生きる気力が足りないよ。」という声が聞こえます。
少し前まで20代だったブログ管理人のShunはこれに対してはっきりと「No!」と言えます。私たち若者世代は飲みに行きたくないわけでも旅行に行きたくないわけでもありません。金銭的に余裕がないのです。
そりゃほんの20年前は給料も右肩上がりに上がっていきました。20代前半の男性の平均年収は、1997年は307万円でしたが2013年には265万円に減っています。20代後半では、413万円から371万円に減って、どちらも40万円以上減っています。
しかも、その間に物価は高くなって税金も増えたのですから若者の使えるお金はかなり減っていると言えます。
そして、若者は会社の上司を見て自分の将来を憂います。将来も給料は上がりそうもないということがひしひしと感じられます。「このままいくとどうなるの?」という不安は、若者自身がだれよりも強く抱いています。
実際のデータを見ても日本の最低賃金はこの20年間で先進国の中でも唯一下がっています。これでは

それだけではありません。少子高齢化問題や日本政府の財政問題などは深刻です。特に財政問題は楽観的に見れるものではありません。詳しくは以下の記事をどうぞ。

このような状態の中で、日本の若者はまったりとした絶望感を抱えています。投資を行いたくても動かす資産もなく、社会のどこに希望を見出せばよいのかわからないのです。
仮想通貨は資金のない日本の若者にとってチャンス

そのような状況で若者の注目を集めたのが仮想通貨です。仮想通貨投資は少ない資産から大きな利益を得ることができます。2017年の6月時点で500名近い億万長者が生まれており、中には50億円を稼いだという人までいます。
- 1億円以上 216(59%)
- 2億円以上 33(9%)
- 3億円以上 15(4%)
- 5億円以上 102(28%)
しかもこのデータは2017年6月のものですので、2017年12月暴騰を含めるとさらに多くの億万長者が生まれているのです。特に仮想通貨元年と言われた2017年の主要仮想通貨の価格の上昇率は以下のようになっており、投資元本の少ない若者でも夢を感じられる値上がり率です。
XEM(ネム) 148.8倍
XRP(リップル) 114.0倍
DASH(ダッシュ) 91.6倍
ETH(イーサリアム) 85.3倍
LSK(リスク) 74.1倍
LTC(ライトコイン) 71.3倍
XMR(モネロ) 37.1倍
ETC(イーサリアムクラシック) 28.4倍
BTC(ビットコイン) 20.6倍
FCT(ファクトム) 12.9倍
REP(オーガー) 11.3倍
ZEC(ジーキャッシュ) 11.1倍
BCH(ビットコインキャッシュ) 6.8倍
さらに、仮想通貨に使われているブロックチェーン技術は今後もさらなる成長が期待されています。2018年にはSBIグループやGMOインターネット、yahooまで世界各国の大手企業が仮想通貨取引所に参入しています。そしてヘッジファンド向けの仮想通貨保管サービスをはじめるなど、より多くの資金の流入が見込める市場となっているのです。
仮想通貨の将来性がなぜ高いのか?実際に儲かるのか?に興味がある方は以下の記事も参考にどうぞ。

仮想通貨はインターネット黎明期と似ている

一方で仮想通貨を批判する人たちも多くいます。特に現行の金融機関で働いている人は誰も管理者がいない新しい通貨に疑念を抱いています。
それはインターネットの黎明期にも同じ現象が起こりました。インターネットもはじめは「こんな技術は何の役にも立たない。」と言われましたが、一部の可能性を感じた人々が発展させた結果、インターネット革命につながりました。
実は仮想通貨に興奮しているのはインターネットの黎明期で活躍した人たちが多いのです。ビットコインのスタートアップの最大のインベスターである、マーク・アンドリーセン(1994年にネットスケープを創業)を筆頭に、ティム・ドレイパー(老舗のベンチャーキャピタルのDFJのパートナー)はビットコインに夢中ですし、ピーター・ティール(1998年にペイパル創業)も21incに投資しています。
つまり、1994-2000年ごろのインターネット黎明期に活躍したひとが、ビットコインを推す発言をよく行っているのです。これはなぜでしょうか?
それは仮想通貨がインターネットと同じように社会を変革する革新技術であると感じているからです。「ビットコインはインターネットの再来だ。」という人が多いのもこのためです。
マーク・アンドリーセンによれば、このようなことがIT業界で起きたのは3回目だと言っています。
1回目は、「パーソナルコンピュータの出現」
2回目は、「インターネットの出現」
そして、3回目はビットコインとブロックチェーンの出現だ。
仮想通貨市場は黎明期であり、まだ未発達なためボラティリティー(価格の変動性)の大きい相場になっています。1か月で10倍になった後に価格が8割下落することもあります。しかし、どちらにせよ長期的には価格は上がっており、その傾向は今後数年は続くとみられています。
仮想通貨の可能性に魅了され、行動を起こした人たち

このように仮想通貨は将来性が高く、価格の変動性も大きいため今まで投資に興味がなかった若者にも人気が出ました。そして、実際に素早く行動を起こした人が資産を築いていったのです。
実際に私も仮想通貨投資で500万円を10倍の5000万円にしました。その後、1,000万円は投資資金から抜いて残りを運用しています。この時は私自身の投資の力量ではなく、相場の流れに乗っただけでしたが、仮想通貨の可能性を目の当たりにしました。詳しくは以下の記事をどうぞ。
また、今後仮想通貨投資を検討している人はアルトコインと呼ばれる仮想通貨に注目すると良いと思います。ビットコインはすでに2018年9月で約70万円となっており、ここから100倍というのは考えにくいでしょう。
一方でアルトコインはまだまだ知名度も低く、今後の価格上昇が見込めます。特に各国の中央銀行と提携して国際送金の分野を改善していこうとしているXRP(リップル)は今後大きく伸びるだろうと期待されています。私が仮想通貨XRP(リップル)によって5,000万円ちかい投資利益を得ました。
グーグルやマイクロソフト、アップルなど名だたるIT企業がリップル社に投資しています。それは国際的な企業になればなるほど現在の国際送金の問題にジレンマを抱えており、XRP(リップル)の可能性に投資する価値があると判断しているからです。XRPについてもっと興味がある方は以下の記事を参考にどうぞ。
