このままじゃいつまでたってもお金は増えない・・・
遊ぶにもお金がかかるし、どうすればいいのかな?
お金を増やす方法を知りたい
あなたはお金を増やすためにまず何をするべきだと思いますか?
「そりゃ、働いて稼ぐのが第一でしょ!」と答えた方は、すごく真面目でまともな考え方の人です( ゚Д゚)。
お金を増やすための一番の方法は、収入を増やして支出を減らすことだからです。
ただし、これが唯一の方法ではありませんし、その方法には限界があります。
つまり、天才的なビジネスセンスや才能がある人は別ですが、一般人がお金を増やすためには働いて貯金するだけでは難しいのです。
ではどうやってお金を増やすのかというと「投資をすること」が大切になってきます。
これからの時代、貯金をしているだけの人と投資をしている人では手元に残るお金が大きく変わってくるのです。
目次
貯金と投資の違いは?

では貯金と投資は一体どこが違うのでしょうか?実は自分の資産を預けるという点ではどちらも同じです。
ただし、預けたお金の働き方は全く異なります。
あなたが銀行に貯金をすると、銀行はそのお金を使って企業や個人に貸してあげることで利益を得ることができます。
その利益のほんの一部(年利0.01%)はあなたも利子としていただくことができますが、ほとんどないものと言ってよいでしょう。
一方で投資はあなたが直接、企業にお金を出資することで利益を受け取ることができます。
もし出資した企業が成長して大きな利益を上げるとあなたは大きな利益を受け取りますし、企業が破産すると出資したお金は返ってこなくなることもあります。
投資はこのように出資したお金が返ってこなくなるリスクもあるため、「損をするのが怖くてはじめられない」という人も多くいます。
しかし、実は投資の平均利回りは年利6%もあり、銀行にお金を預けるのと比べると600倍の速度でお金が増えていくのです。
つまりお金を増やしてくためにはコツコツと貯金をするだけではダメで、投資を行って増やしていくことが大切なのです。
日本政府が「貯金から投資へ」と呼びかける理由

戦後の日本では政府が敗戦処理の為に貯蓄を大々的に奨励しました。国民の経済の安定と共に、政府が起こす事業などの財源として郵便貯金を必要としたのです。
こうして「貯蓄は美徳」という概念は日本国民に浸透しました。
さらに、1990年代のバブル崩壊を目の当たりにすると、「将来何かあったら困るから」や「何かの時の為に」という将来の不安の為に「貯金しておかないと」という人が増えました。
しかし、2000年代に入ってから日本政府は「貯金から投資へ」というスローガンを掲げて積極的に投資をすすめるようになりました。
それは日本企業が成長し、経済が活性化するためには投資が必要だとわかったからです。
さらに、投資をすることでお金は巡り回って個人の財産形成に大きなプラスになるのです。
日本はかつて高度成長時代に比べて長い間経済が低迷しています。
これはイギリスやアメリカも経験しましたが、この両国は見事に復活しました。
それは新しい成長産業や企業が次々と誕生したからです。
イギリスではヴァージングループ、アメリカではアップルやグーグル、アマゾンなどのような会社が次々に生まれました。
これらの企業は個人が持っているお金が様々なルートで投資として回り、大きく成長したのです。
もちろん、銀行貯金をしてもそのお金を銀行が成長企業に投資することは可能です。
しかし、銀行は人様のお金を預かっているため、成長産業や先端テクノロジー分野などのように本当に大成するかわからない分野への投資は避けます。
銀行が投資するのはリスクがなくても確実な利益が得られる国債などが中心になるからです。
日本は成長産業や先端テクノロジーにお金が回らないと言われていますが、それは個人で投資をする割合が少ないからなのです。
成長産業や先端テクノロジー分野が発展すると、経済効果は莫大で投資家の利益も高まります。
これはアップルやグーグル、アマゾンがアメリカ経済や投資家にもたらしている利益の大きさをみるだけでもわかります。
これらのことに気づいた日本政府は2000年から投資を推奨し、NISAやiDeCoなど投資を勧める政策を行ったのです。
貯金と投資ではお金の増え方が全く異なってくるのです。詳しくは以下の記事を参考にどうぞ。

日本では投資に対する偏見がある?

ではなぜ日本では政府が投資をすすめてもあまり浸透しないのでしょうか?
それは日本では投資やお金に関する誤解、偏見が存在するからです。
「あなたはお金が好きですか?」と聞くとほとんどの方が手を挙げます。
これは当然ですよね。私も大好きです( ゚Д゚)。
ところが「お金は汚いものだと思いますか?」や「お金持ちは悪い人ですか?」と聞くと、半分くらいの人が手を挙げるのです。
だとすればお金は好きなのに汚いと思っている人が大勢いることになります。
他にも「投資家はズルい」や「お金持ちはズルいことをしている」、「楽して儲けることは悪いこと」などお金に対する多くの偏見があります。
だからお金を儲ける投資の印象も悪く、投資家という職業も外国と比べると人気が低いのです。
投資は決して悪いものではありません。投資は企業が事業をおこなうために必要な資金を提供する手段です。
それはその企業を応援したいという気持ちの表れであり、その手段がお金を出資するということです。
ですから、本質的にはお金を出資するというのは相手を応援することであり、企業はそのお金を使って儲けが出たらお礼として投資家にお金を配っているのです。
実はお金持ちほどお金についてしっかりとした考えを持っています。

資本主義は投資家ほどお金が増える仕組み

資本主義社会は正に資本を持っている人が強い社会です。
これは科学的にも証明されています。
経済学者トマ・ピケティは『21世紀の資本』で財産の成長率は、労働によって得られる賃金の成長率を上回ると証明しました。
株や不動産、債券などに投資することで財産は増えていきます。こうした財産の成長率は、給与所得者の賃金が上がる率よりも、常に高くなるとわかったのです。
たとえば、投資家が長期間投資をしたときの平均利回りは年利6%くらいになります。
これに対して労働賃金の成長率は年間で1~3%程度しかありません。
つまり、労働者がせっせと働いても収入はなかなか増えず、投資家が投資をして得た収入の方が高いため、その格差はどんどん広がっていくことがわかったのです。
資本主義社会の中でお金を増やすためには労働収入を増やすと同時に投資を行うことが必要ということが証明されたのです。
ですから、アメリカや中国など諸外国は投資について学校教育でしっかりと教えます。
実際の株取引をさせて経済の仕組みを知り、マネーリテラシーを身に着けさせるのです。
これからは一般人も投資でお金を増やす時代になる

今後は日本でも投資についてもっと積極的になるはずです。
特に日本の若者たちはすでに投資について積極的な姿勢を見せています。
それは日本で仮想通貨投資が盛り上がっている様子を見ていてもわかります。
投資については「お金がなければできない。」と考える人も多いのですが、実はお金が少ないうちから始めた方が良いです。
退職金や大きなお金が入ってきたから投資をするという人は、大抵は銀行員に騙されたり、リスクの高すぎる投資をして失敗してしまうからです。
お金が少なくてもしっかりと増えていくという感覚をつかみ、徐々に投資資金を増やしていくのが正しい投資の始め方です。

実際に投資をはじめる人はごくわずか

ここまで説明をしても実際に投資を行う人はごくわずかです。
投資をした方がお金が増えるとわかっていても「時間がない」や「お金がない」と理由を付けて行動に移さない人は驚くほど多いからです。
もちろんそれも仕方がないことです。
これまでの学校教育では投資について教わったことがありませんし、投資は怖いものというイメージが染みついているからです。
私の場合も実際に投資を行うまでは迷っては止めての繰り返しでした。
なかなか一歩を踏み出せずにいましたが、同時にただ働いているだけでは時間もお金も増えないということには気づいていました。
そしてある日、一度きりの人生を家族と過ごす時間をつくり、趣味を楽しむ時間が欲しいと真剣に考えました。
このまま家と職場を往復するだけの人生は本当に嫌だったのです・・・。
それからは投資をはじめ、1年で500万円が5,000万円にまで増えました。
もちろん運やタイミングが良かったこともありますが、これは行動を起こさなければ得られなかった結果です。
投資には株式投資や不動産投資、仮想通貨投資など様々な分野の投資法があります。
あなたが興味があるものからまずは行動に移してみてくださいね。
行動することで未来は変わりますよ。
確実に言えることは行動しなければ何も変わらないということです。