健康

ダイエットや健康づくりは習慣を変えるのみ!

健康もダイエットも習慣づくり

かわいい鳥が洗濯干し場でウンチをして困っているShunです。夜にやってきてウンチして明け方いなくなるの辞めてほしい・・・。ウンチさえしなけりゃオイラはOKなんだよ。

今回はウンチじゃなくて習慣について考えます。私の会社は健康教室や介護予防教室を運営しています。健康には運動・栄養・休養の3つが大切だけど、結局は習慣づくりが最も大切なんです。現代では運動・栄養・休養についての最新情報はインターネット検索すればすぐわかります。

簡単に調べられるし、誰もが適度な運動やバランスの取れた食事が健康やダイエットに効果的なことは知っています。では知っているからみんな健康かと言うとそうでもありません。

正直、どの健康法やダイエット法も適切なやり方で続けることができれば成果は出ます。つまり、健康づくりは方法論よりも『習慣を変える』ことの方が100倍大切です。新しい健康法やダイエット法が出たら気なるという人はぜひ読んでほしいです( ゚Д゚)。

人はなぜ健康行動を続けられないのか?

ではなぜ健康に良いことはわかっているのに続けられないのでしょうか?健康行動が続かない理由はモチベーションを上げようとするからです。たとえば、ダイエット。

ダイエットが続かない人は、『痩せたい!』という気持ちにまかせてダイエットをします。痩せればもっとキレイになって、服が似合うようになると思ってモチベーションを上げて頑張るのです。最初はそれでも成果が出ます。頑張れば頑張るほど体重が落ちます。そして、ある時疲れて頑張れなくなるのです。もしくは体重が落ちて痩せた結果、気持ちが切れて元の生活に戻ります。すると体重が一気に戻ってテンションが下がる。その後はリバウンド一直線です( ゚Д゚)。

モチベーションというのは気持ちのテンションです。輪ゴムのようなもので、頑張って伸ばしてもずっと戻り続ける力が働いています。いつかは限界が来て元に戻るか切れるかのどちらかなのです。これはライザップを受けた人のその後を見れば明確です。ライザップは結果にコミットしてモチベーションを高く保つことで短期間に成果を出します。しかし、ほとんどの人はライザップを辞めた途端にもとに戻ります。

モチベーションを元にしたダイエットや健康づくりでは、短期的な成果を出すことはできます。また、行動を起こすという点ではモチベーションを高めることはとても優れています。一方で、長期的な視点で習慣を変えようとする場合、モチベーションを高めるだけでも難しいです。むしろ、やる気で頑張ろうとするのは長期的には逆効果なのです。

習慣を変えるのは夢中になるか環境を変えるか

基本的に私たちの習慣はモチベーションでは変わりません。どんなに意志が強くても、モチベーションを高め続けることはとても疲れるからです。

では、なぜ世の中には驚異的な継続力で習慣を変えている人がいるのでしょうか?習慣を変える力が強い人は以下のどれかに当てはまっています。もしくは2つの特徴を持っていると習慣は劇的に変わります。

  • 夢中になる
  • 環境を変える

夢中になれると習慣は変わる

私たちのダイエット教室に参加された40代の女性がいました。ウォーキングや筋トレに挑戦しましたが、なかなか継続できません。本人は『着けたい洋服がある!』と意気込んでおり、3週間で3kg ほど痩せたのですが継続できずにリバウンド。ここまでは想定通りです( ゚Д゚)。

頑張り過ぎても続きませんので、何か夢中になれることを探しましょうとお話ししました。すると、本人は前から一度、ジャザサイズをやってみたかったとのこと。「それですよ!すぐやりましょう!」と伝えると翌週にはジャザサイズサークルの体験をされました。

そこからはジャザサイズに夢中になって、どんどんのめり込んでいきました。このような状態になると、もうこの女性は運動のことはおろか、体重のことすら気にしていません。ジャザサイズが楽しくてしょうがないので、夢中になっているだけです。他の教室参加者からみると「すごく頑張っているなー」と見えますが、本人は頑張っていません。夢中になっているだけです。

結果的にこの方はジャザサイズで5kgのダイエットに成功し、教室後はよりスリムになっていました。夢中になれることを見つけると習慣は頑張らなくても変わるのです。

環境を変えると習慣は変わる

私たちの健康教室に参加された60代の女性で、痩せたいけどなかなか痩せることができないという人がいました。その人は健康になって見た目も良くするために痩せたいということでした。体重が落ちない原因に気が付いていなかったので、毎日の体重を記録して生活を整理することからはじめました。

その結果、炭水化物が好きでお米やパンを取りすぎていることがわかりました。そこで、食事をコントロールするように本人が目標を立てて取り組みました。目標には『炭水化物を我慢する!』や『毎朝ウォーキングする』とやる気で乗り切ろうとする様子が書かれていました。もちろん続かない目標の立て方の代表例です。

案の定1ヶ月くらいで続かなくなりました。私たちから見ると続かないとわかっていても、まずは本人が『やる気だけでは習慣は変わらない』と体験することが大切です。習慣を変えるためにはやる気ではなく環境を変えましょうと話をしたところ、本人がご飯茶碗を小さくするという工夫を考えました。食事環境を変えたのです。

「そんな簡単なことで?」と思うかもしれませんが、実はやる気を出して我慢する必要がないので、簡単であればあるほど良いのです( ゚Д゚)。

結果的に、しっかりと体重が落ちてそのまま維持することができるようになりました。環境は一度変えてしまうと毎日無理せず続けられるので、意外と強力です。環境を変えることで習慣は変わるのです。

ここで大切なことが2つあります。習慣を変えるコツと言っても良いです。

  • 本人が夢中になれるものを見つけた
  • 本人が自分で環境を見直した

まず、多くの人は健康づくりをやる気で乗り越えようとします。最初はそれでOKです。私も教室ではほぼ失敗するとわかっていても何も言いません。やる気では習慣を変えることは難しいとわかってはじめて、自分に合う方法や環境を変えることに目が向くようになるからです。

大切なポイントは本人が自分の生活を振り返ってトライするといことです。こちらが管理すると本人の力にはなりません。自分で気づいて変えることができるからこそ、その他のことにも応用できるようになります。習慣を変える力は健康づくりやダイエット以外にも応用ができるからです。。

習慣づくりは全てに応用できる

このような習慣づくりの力は勉強や仕事にも応用できます。勉強や仕事もモチベーションを高めてやる気で頑張ってはいけません。やる気は行動のきっかけとしてとても大切ですが、習慣は変わりません。

行動を習慣に変えたい場合は、勉強や仕事自体が楽しくて夢中になれるという状態をつくれるようにします。好きこそものの上手なれと言いますが、『好きこそ習慣づくりのコツなれ』です。

逆に、もし勉強や仕事の好きな部分が全く見つからない!という場合は、道を間違えているかもしれません。すごく大きなヒントです。本当は別の仕事なら夢中になれたり、別の分野の勉強なら夢中になれるかもしれません。

あなたの人生がより豊かになるためのヒントが隠れているかもしれません。急に仕事をやめなさい!というわけではないですよ( ゚Д゚)!。あなたが豊かさを感じることは何なのか?それを掘り進めていくと、自然とあなたにとって必要な習慣が身に付きます。

自分にとって何が豊かかわからない!という方はぜひコラージュをやってみてくださいね。私は2013年からコラージュを行って暮らしが劇的に変わりました。健康づくりやダイエットにも活かせますよ。

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そんじゃEnjoy yourself!