投資の思考

世界最強のポートフォリオはどれ?分散投資の実践例

投資のポートフォリオ戦略実践例

自衛隊の友人がコロナのおかげで週3日の出勤になっています。彼曰く、「週3日の出勤で仕事は回っているから、意味ない仕事多すぎだよな」と( ゚Д゚)。人間働き過ぎ説です。

「ポートフォリオ」とは、金融商品の組み合わせのことです。投資を行う際には、いくつかの金融商品に配分(アセットアロケーション)することでリターンやリスクを調整します。たとえば『国内株式25%/海外株式25%/国内債権20%/海外債権20%/現金10%』などです。

今回はポートフォリオを組む意味やポートフォリオの実践例を紹介していきます。結論から話すと、誰にでも合う最強のポートフォリオはありません!( ゚Д゚)!しかし、性格や年齢、家族構成などを考えてあなたに適したポートフォリオがあるのは事実です。様々なポートフォリオ例を紹介しますので、あなたに合ったものを探してみてくださいね!

また、私は日本株よりも米国株を中心に投資しています。過去30年のパフォーマンスを見ると米国株は日本株の12倍だからです( ゚Д゚)。そのため、ポートフォリオの組み方も米国株に適したものとなっています。日本の場合は株式市場の長期低迷と低金利によって低パフォーマンスにならざるを得ないからです。詳しくは以下の記事を参考にどうぞ!

日本株と米国株はどっちが良い?比較した結果! 株式投資を行うときは、日本株と米国株のどっちが良いのか迷う方も多いと思います。私が株式投資をはじめたときも、いったいどっちに投資しよう...

ポートフォリオはリスクの分散が目的

投資には様々なリスクがあります。投資商品の価格が大きく上がったり下がったり、外貨建ての投資商品は円換算すると損をしたり得したりなどです。主なリスクは以下の通りです。

投資リスク 内容
価格変動リスク 市場環境の変化によって投資商品の価格が変動するリスク
為替変動リスク 為替の変動によって外貨建て投資商品の価格が変動するリスク
カントリーリスク 国の政治や紛争によって投資商品の価格が変動するリスク
信用リスク 国家財政や企業業績の悪化・破綻によって投資商品の価格が変動するリスク
流動性リスク 投資商品の買い手が減り、売却ができないリスク

このようなリスクの直撃を避けるために、考えられたのがポートフォリオです。もし、資産が株式100%の場合は、リーマンショックのような大暴落が起こると資産の50%を失うことになります。しかし、株式50%、現金50%であれば損失は25%に抑えられます。

投資の格言には「卵は1つのかごに盛るな」というものがあります。これは、1つのかごに全部盛っていれば、そのかごを落とした時にすべて割れてしまうけれど、他のかごに分けていれば、割れないで済む卵があるという意味です。投資は分散投資していくことでリスクを減らすことができます。

分散には金融商品の組み合わせを分散したり、投資する国を分散したり、投資する時間を分散する方法があります。その中でも金融商品の組み合わせを分散する作業がポートフォリオを組むという作業です。ではポートフォリオの組み方の実践例を紹介しますね。実践例にはレイ・ダリオやウォーレン・バフェットのような一流の投資家のポートフォリオもありますよ!

ポートフォリオ実践例①:60/40ポートフォリオ戦略

60_40ポートフォリオ戦略

 

アメリカの伝統的なポートフォリオでは株式60%、債券40%の60/40ポートフォリオ戦略がとられています。特に80~90年代に良いパフォーマンスを上げ、リターンとリスクのバランスに優れた効率良いポートフォリオです。

アメリカでは現代まで教科書的なポートフォリオとして紹介されてきました。現代ポートフォリオ理論という投資のセオリーにおいて、長期投資で効率よくリターンを上げる資産配分とされているのです。現代ポートフォリオ理論は資産クラスの分散効果を数学的に証明した理論です。なんとノーベル経済学賞までとっています( ゚Д゚)。

2000年からS&P500(オレンジ)と60/40ポートフォリオ戦略(ブルー)のリターンをバックテストしました。リーマンショックやコロナショックなどの暴落の影響を弱め、しっかりとリターンもとっています。リターンが高くバランスの良いポートフォリオであることがわかります。

60-40ポートフォリオ戦略バックテスト

教科書的なポートフォリオだけあって素晴らしいパフォーマンスです。しかし、懸念点もあります。コロナショック以降、債券の利回りがほとんど0になってしまいました。ゼロ金利が長期化すると60/40ポートフォリオ戦略はこれまでのような高いパフォーマンスを出せない可能性があります。

2000年に100万円を投資していたとすると2021年には以下の結果になりました。

  最終リターン 年平均リターン 最大暴落率 シャープレシオ
S&P500 455万円 7.25% -37.02 0.44
60/40ポートフォリオ戦略 554万円 8.22%% -26.90% 0.77

60/40ポートフォリオ戦略は歴史を振り返ると高いパフォーマンスを出し続けてきました。一方で、今後10年での期待リターンは低いと言われています。私は金利が昔のように高くなることは起こりにくいと考えているので、債券40%は多いかなと思っています。

しかし、未来はだれにも予測できません( ゚Д゚)。今後、金利が高騰する(債券価格は低下)ような局面があれば、60/40ポートフォリオ戦略は真価を発揮します。60/40ポートフォリオ戦略は伝統的な投資スタイルでリスクとリターンのバランスを取って効率的に投資がしたい方におすすめですよ。

ポートフォリオ実践例②:オール・シーズンズ戦略

オールシーズンズ戦略で安定的なポートフォリオを

世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツを創業したレイ・ダリオ氏が個人投資家に向けて設計したポートフォリオです。米国株30%、中期米国債15%、長期米国債40%、金7.5%、商品(コモディティ)7.5%となっており、国債だけでも55%もある安定型のポートフォリオです。

レバレッジを使わず、あらゆる経済状況で安定したリターンを上げるために設計されています。つまり、「好景気にも不景気にも強い、安定した個人投資家向けポートフォリオ」です。

2007年からS&P500(オレンジ)とオール・シーズンズ戦略(ブルー)のリターンをバックテストしました。特に株式相場の暴落時に強く、2008年のリーマンショック時には株式相場が年間−37.02%のリターンだったのに対し、−3.66%となっています。

オール・シーズンズとS&P500比較グラフ

結果だけでみるとS&P500の勝利ですが、オール・シーズンズ戦略は最大暴落率が-14.19%と高い安定性を誇っているのがわかります。2007年に100万円を投資していたとすると2021年には以下の結果になりました。

  最終リターン 年平均リターン 最大暴落率 シャープレシオ
S&P500 424万円 10.35% -50.97% 0.67
オール・シーズンズ 287万円 7.46% -14.19% 0.93

特筆すべきはオール・シーズンズ戦略のシャープレシオの高さです。シャープレシオとはリスクを取ったことによるリターンの高さを示し、高ければ高いほど効率よく収益が得られたことを表します。オール・シーズンズ戦略はリスクが低いにもかかわらず、効率的にリターンを上げていることがわかるのです。

2007年から比較するとリターンはS&P500に軍配が上がります。これはオールシーズンズ戦略が不景気に強く、好景気にはS&P500の方が高リターンを出すことができるからです。下げ相場が長引くような局面ではオールシーズンズ戦略が真価を発揮しますよ。

オール・シーズンズ戦略の強みは何と言っても暴落率が低く、どのような市況でも安定したパフォーマンスを出せることです。資産の暴落を気にせず安定した資産運用を行いたい人にぴったりのポートフォリオ戦略ですよ。特に、すでに多くの資産を持っている富裕層には選択肢となる戦略です。

ポートフォリオ実践例③:カウチポテト戦略

カウチポテト戦略

カウチポテト戦略は「カウチ(ソファ)に寝そべってポテトを食べながら投資できる」という意味のリラックスしたポートフォリオ戦略です( ゚Д゚)。株式と債券の比率が50:50になるように投資します。株式と債券の値動きには逆の相関があるため、株式が暴落しても債権はほとんど下がらずバランスの取れた資産運用ができます。

カウチポテト戦略の特徴は「手間がかからないのに安定性が高い」ということです。年に1回、もしくは半年に1回リバランス(ポートフォリオの調整)を行えばよいだけで、基本的にはほったらかしです。そして、このシンプルな投資スタイルでS&P500に勝ってしまうのです( ゚Д゚)。

2000年からS&P500(オレンジ)とカウチポテト戦略(ブルー)のリターンをバックテストしてみました。

カウチポテト戦略で暴落に強い投資を

カウチポテト恐るべしです( ゚Д゚)。カウチポテト戦略には様々な種類があり、『株式50:貯金50』や『個別株50:国債50』などもあります。肝心な点はリスク資産(株式や仮想通貨)と無リスク資産(国債や貯金)の割合を50:50にすることです。

ちなみに『株式50:貯金50』の場合はカウチポテトでもS&P500に負けてしまいます。

カウチポテト戦略貯金

貯金と債券で比べると債券のように金利収入があり、株式が下がる局面で上がる資産を持つ方が投資効率が良いです。2000年に100万円を投資していたとすると2021年には以下の結果になりました。

  最終リターン 年平均リターン 最大暴落率 シャープレシオ
S&P500 455万円 7.25% -37.02 0.44
カウチポテト債券 551万円 8.19% -20.39% 0.84
カウチポテト貯金 290万円 5.05% -26.83% 0.48

貯金型のカウチポテトに関してはリターンもシャープレシオも低いため選択肢から外して良いと思います。債権型のカウチポテトについてはシャープレシオも高く、高い安定性を誇っています。一方で、60/40ポートフォリオ戦略と同じようにゼロ金利時代に合わない投資スタイルであるため、将来の期待リターンは低いと考えられています。

カウチポテト戦略は債券50%と守りに強いため、リスク資産に仮想通貨や個別株を選ぶこともできます。手軽に自由度が高い投資をはじめたいという方におすすめです。

ポートフォリオ実践例④ウォーレン・バフェット戦略

ウォーレン・バフェット戦略

投資の神様ウォーレン・バフェットは言いました。「分散投資は無知に対するヘッジだ。 自分で何をやっているかわかっているものにとって、分散投資はほとんど意味がない。」控えめに言ってめちゃくちゃカッコ良いです( ゚Д゚)。

ウォーレン・バフェットは少数の個別株(5~10銘柄)に集中投資することで大きなリターンを上げてきました。まさに、現代ポートフォリオ理論を無視したウォーレン・バフェット戦略です。投資する企業や業界、時代の流れや国策などの分析に夢中になり、リスクを読み切ってリターンは予測可能と考える一流投資家向きの戦略です。

2000年からS&P500(オレンジ)とウォーレン・バフェット戦略(ブルー)のリターンをバックテストしてみました。バックテストではウォーレン・バフェットのポートフォリオ上位にあるアップル(50%)、バンク・オブ・アメリカ(20%)、コカ・コーラ(15%)、アメリカン・エクスプレス(10%)、ベライゾン・コミュニケーションズ(5%)の5銘柄をテストしました。

保有銘柄の投資割合は全体の保有率と比較して調整を行いました。また、実際には保有銘柄は変動するため、正確な数字を出すことはできません。しかし、バックテストの結果、年間平均リターンは20.99%となり、ウォーレンバフェットの実際の年間リターン20.9%と近い数字になっています。そのため、問題なしとしました。

ウォーレン・バフェット戦略

S&P500と比べると泣く子も黙る圧倒的なリターンです。個別株投資のため、短期間で見ると大きく暴落する局面もありますが、長期的には圧倒的に高いパフォーマンスです。2000年に100万円を投資していたとすると2021年には以下の結果になりました。

  最終リターン 年平均リターン 最大暴落率 シャープレシオ
S&P500 455万円 7.25% -37.02 0.44
ウォーレン・バフェット 6,210万円 20.99% -60.48% 0.82

最終リターンを比べるとS&P500が455万円でウォーレン・バフェット戦略は圧巻の6,210万円です。夢がありますね( ゚Д゚)。しかも、シャープレシオは0.82と驚異的な高さです。個別株のハイリスクに見合うだけのリターンがしっかりととれていることを示しています。

私は自分がウォーレン・バフェットや超一流の投資家たちのように個別株集中投資で勝てると思っていません( ゚Д゚)。そもそも企業や市場を分析することよりも自分の事業経営に夢中なので、分析に時間のかかる個別株はポートフォリオの中心にしません。

しかし、短期間で大きな成果を出すような投資家は集中投資が中心であることは事実です。ウォーレン・バフェット戦略は株式投資に夢中になって寝る間も惜しんで学び、投資を専業とする覚悟のある投資家向けのポートフォリオ戦略です。

ポートフォリオ実践例⑤Shun戦略

Shunのポートフォリオ

ここで私の2021年のポートフォリオを紹介しておきますね。生活防衛費の200万円は入れていません。米国株40%、リスク資産(仮想通貨や個別株)30%、現金20%、REIT10%です。長期米国株投資で安定性を保ちつつ、中期の仮想通貨や個別株投資でリターンを狙う構成です。仕事を辞める気はないので、リスク高めのポートフォリオです。

米国株はVTI(Vanguard Total Stock Market )を25年は積み立てていきます。仕事が好きなのでたぶん一生働きますが、いつでも辞めれる余裕が欲しいのでそのためのお金です( ゚Д゚)。

リスク資産は主に仮想通貨(BTC)です。中期的に有望と考えており、レンディング(貸し出し)で年利4%がもらえます。レンディングによるインカムゲインと値上がりによるキャピタルゲインは優秀だと思います。私はITや先端分野が好きなので仮想通貨投資はとても面白く感じます。ただし、税金が高いのであまり多くの資産を入れることができません( ゚Д゚)。リスク資産には個別株も入れてあり、興味のあるIT企業に投資しています。

現金は暴落時の買い増し用です。基本的には仮想通貨取引所でレンディングしており、年利5~7%の収益になります。これだけあればレンディングだけでも満足ですが、取引所の破綻リスクを考えて分散させています。

REIT(不動産投資信託)は日本と米国で半分ずつ持っています。REITは配当金利回りが年間4~5%ほど受け取れます。この配当金は旅行に使ったりと生活を豊かにするために使うお金です。投資をやって「ありがたいなぁ~」と感じるために使います。そのため、再投資は行いません。

ちなみに私が投資をはじめた2017年のポートフォリオは仮想通貨60%、現金30%、米国株10%でした。今考えるといつ退場してもおかくしくありません( ゚Д゚)。当時はただただ運が良く、時代の流れに乗ることができましたがタイミングを間違えると退場していたでしょう。投資能力は今の10分の1もありませんでした。バカだったからこそ利益は出ましたが、単純に運が良かっただけです( ゚Д゚)。

当時(2017)は資産も1,000万円以下でしたので、比較的リスクを取りやすかったかもしれません。今、このようなリスクの取り方をしたら眠れなくなって投資どころではありません( ゚Д゚)。私は投資を学べば学ぶほど「全然わからない・・・」とチキンハートになっています。学べば学ぶほど、わからないということがわかったということでいいのかな( ゚Д゚)。

私は今でも仮想通貨に投資しています。2017年よりも額は大きいですが、全体のバランスから見ると10~15%くらいなので暴落しても大きな痛手にはなりません。「やっちまったなぁー!」とはなりますが、「もうダメだ・・・。人生終わった・・・。」とはなりません( ゚Д゚)。

ポートフォリオは状況によって変わっていく

何が言いたいかというと、ポートフォリオはあなたや市場の状況によって変わっていきます。変わることが前提と言っても良いかもしれません。

私は資産規模が小さいうちは仮想通貨や個別株投資などハイリスク資産に投資していました。しかし、資産規模が増えてくると価格の乱高下と税金の高さを考えて仮想通貨の割合は減り、ポートフォリオの中心は長期的に安定した資産を求めるようになりました。

また、2017年は仮想通貨市場が大きく上昇しました。連日のように暴騰していましたので、攻めを重視したポートフォリオを組んでいました。市場の状況によってもポートフォリオの組み方は変わってきます。たとえば、以下のような状況の違いでポートフォリオの組み方は変わってきます。

  • FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指している?
  • 今は上昇相場と下落相場のどっち?
  • 家族はいる?または増える予定?
  • 周りの投資家は楽観?悲観?
  • 投資に回せる金額は毎月いくら?
  • 安定性とリターンはどっちを重視する?
  • 機関投資家のポートフォリオは?

つまり、万人に合ったポートフォリオの組み方はありません。まずは投資をやってみて、自分の適性がつかめてきたら状況に合わせてポートフォリオを調整していくという感じになります。

私は投資家としてまだまだ未熟ですが、一流と二流の投資家の違いは守備力にあると思います。相場が好調の上昇相場では誰でも儲かります。しかし、二流投資家は下落相場で上昇分を失うようなダメージを受けます。一流投資家は上昇相場の時に下落相場をイメージしてポートフォリオを守備的に調整しています。

あなたにとって世界最強のポートフォリオとは?

あなたにとって最強のポートフォリオとはあなたが最も豊かだと感じられるポートフォリオです。ポートフォリオには人生観が出ます。一点集中で短期的に大きく利益を上げることを目指す人もいれば、株価は気にせずコツコツ積み立てて利益を出す人もいます。または投資なんて詐欺だからやるもんじゃない!という人もいれば、何があるかわからないからと徹底的に分散投資をする人もいます。

つまり、それぞれの立場に立つとどれも本人にとっては正解です(適正なリスクかどうかは別です)。結局は自分が一番心地よいと感じるポートフォリオを自分で作り上げていくしかないのです。

投資を行うことで値動きが気になって集中力が落ちたり夜眠れなくなるという方は、投資資金を減らしたり安定資産の割合を上げた方が良いです。暴落なんて気にしないという方やリスクがある投資の方がワクワクするという方は、投資資金を増やしたりハイリスク資産の割合を上げても良いでしょう。

人生を豊かにするためにもっと利益を上げたいという方は自分にとって適正なリスクだと理解したうえでハイリスク資産で逆転を狙うのもありです。多くの資産を失うかもしれない覚悟があれば、一発逆転に賭けるのもまた人生の醍醐味かもしれません。または、自分の生活を振り返って自分にとって豊かな暮らしを考え直すことの方が良い場合もあります。

そして、相場は私たちの思い通りには動きません。自分にとって豊かなポートフォリオを組んだ後は、相場に合わせて組み替えられる柔軟性が必要になります。上昇相場ではリターン重視、下落相場ではリスク分散重視など、攻めと守りを意識したポートフォリオの使い分けを行うのです。

  1. 自分にとって豊かさを感じられるポートフォリオを組む
  2. 市場の状況に合わせてポートフォリオを調整する

どちらにせよ自分に合ったポートフォリオは投資をしてみないとわからないことがほとんどです。一方で、投資家として人生をかけてきた先人たちが、論理的にも歴史的にも効率の良いポートフォリオを発見しています。それはポートフォリオ実践例で紹介した以下の4つのポートフォリオ戦略です。

  • 60/40ポートフォリオ戦略
  • オール・シーズンズ戦略
  • カウチポテト戦略
  • ウォーレン・バフェット戦略

これらを参考にしながらも自分なりのポートフォリオを築き、あなたにとって豊かな投資を行っていけることを願っています。ポートフォリオの比率はいつでも変えられるものです。あまり思い悩まずにとにかくこれかな?と思うものからはじめてみてもよいかもしれません。

そして、運用しながら攻めのポートフォリオや守りのポートフォリオをつくり、相場に合わせたポートフォリオへと調整していくことで一流の投資家へと歩んでいけます。自分を知り、相場を知れば豊かな投資ができますよ!

それでは今日もEnjoy Yourself!きましょう。